廣井 勇
1862.10.24 | 土佐藩の下級武士の長男として生まれる 藩校名教館で学ぶ |
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1877.7 | 札幌農学校2期生として入学 教頭ホイーラーから数学と土木工学を学ぶ |
1881.7 | 農学校卒業と同時に開拓使御用掛として鉄路課に勤務、官営幌内鉄道の札幌―幌内間の工事に携わった 開拓使廃止に伴い東京の工部省勤務 |
1883.12 | 横浜から渡米
同期の洋行に刺激を受けた新渡戸・内村・宮部の順に渡米、各々の専門分野の研究にいそしみ日本の学会・思想界に一時代を画する前ぶれとなった アメリカではミシシッピー河の治水工事・鉄道架橋等の実地研究に参加した |
1887.4 | 在米中、札幌農学校助教に任じられ土木工学研究のためドイツ留学を命ぜられる |
1889.7 | 帰国後、札幌農学校工学科教授に就任、翌年からは北海道庁技師兼務となった |
1893 | 小樽築港初代所長に就任し1897年の北防波堤着工から12年に及ぶ工事に携わった この建設が計画・設計・施工まで日本人の手で推し進められ小樽港が国際貿易港にまでなった 「日本近代土木の父」と呼ばれる |
1928.10.1 | 東京の自宅にて逝去 67歳 |
